ジンバブエをめぐる冒険
僕の冒険は終わりました。
まだ全ては終わってないかもしれないけど、とりあえず第1章は終わりです。
今回の日記が最後になります。ちょっと長くなるけど、最後なんで読んでやってください。
最初に言いたい事があります。
とにかくこのブログを見てくださっていた皆様、本当にありがとうございました。コメントや読んでくれているという事がいつも僕の励みになっていました。日記を書くモチベーションにもなっていました。
あと、僕がジンバブエで活動している間、様々な形で支えてくれた家族、友人、隊員、先輩、後輩、その他僕に関わってくれた全ての人々に感謝したいです。僕はあなたたちのおかげで、途中で挫折する事なく活動できました。別に支えたつもりもないと思っている人もいると思いますが、どんな形でも僕に関わってくれたことが、十分僕にとっては支えでした。ありがとう。
結局一人では、何も成し遂げる事が出来ないと痛切に感じた1年半でした。僕にはその恩に対し感謝する事しか出来ません。だからもう一度ありがとうと言わせてください。ありがとうございました。
おそらく今月で協力隊隊員としての契約を終えることとなります。
派遣されたときに、まさかこんな結末になるとは夢にも思っていませんでしたが、結局は志半ばで活動を終えざるを得ませんでした。とても残念だけど仕方ありません。と言いながら正直未練たらたらです。
というのも協力隊に参加する事が、僕の目標であり夢でした。
僕は夢を叶え、ジンバブエという国で隊員として活動する事が出来ました。そしてその夢は次第に新たなものに変わりました。
「ジンバブエに貢献したい、彼らのバスケットボールを発展させたい。」けどその夢を叶える事は出来ませんでした。計画した事、やりたかった事はいっぱい残っていました。けど、それを達成する事は出来ませんでした。このような形で中途半端になってしまった事は、選手たちにも大学にもとても失礼で残念な事であると思います。いっぱい出来た友達にもなんの挨拶もしないまま帰ってきました。それに関してもとても残念で失礼だと思います。僕自身にとっても満足できるはずもなく、残念だったとしか言いようがありません。
本当にジンバブエではいろんな経験が出来たと思います。日本に居ては出来ないものばかりです。
ハイパーインフレや毎日の停電、断水。バス代わりのコンビも、スーパーからものが消える事も。街を歩けば誰かが声をかけてくれる。おせっかいで世話好き、話好きのジンバブエ人の優しさ。初めてチームのヘッドコーチとして選手に指導しました。活動の事に関しては毎日悩んでいました。上司との関係は本当にいろいろ考えさせられました。赴任当初は活動のやり方で毎日衝突してました。結局僕の好きなようにさせてくれた上司には本当に感謝してますが。他にもいっぱい、ここでは書ききれないほどのことを。というか初めての海外でした。タンザニアに旅行に行き、キリマンジャロに挑戦し、失敗しました。本当にいい経験ができました。
一番僕にとって大きかったのは、「笑顔」の大切さを知れた事だと思います。ジンバブエに行く前はそんなに僕自身笑わなかったし、それが大切な事だとは思ってませんでした。
ジンバブエに行っても最初は、いつも笑ってるジンバブエ人が不思議でした。腹が立った事もあります。なんでいつも笑ってんねん、今笑うときちゃうやん、なんでこんな生活苦しいのに笑えるの?等です。
けどそれが重要な事なんだと、上司に言われた時から思い始めました。笑う事は重要なんだと。みんな家族なんやから笑顔で挨拶するべきなんやと、笑顔でいるほうが幸せなんだと。僕はそれから笑顔でいることに努めました。最後には普通に笑顔で挨拶したり会話したり、そうある事が普通になってました。
いつも笑顔で話したりできるようになってからは、友達も増えたし、知らん人ともすぐ仲良くなれたし、知らん土産屋のおっさんに指輪をもらったこともありました。そうやって笑顔でいれるようになってからは毎日ほんとに楽しかったです。大切な友人ができたことも、僕の生活を充実させてくれました。町で抱きついてきたり、仕事中に酒飲みまくるほんまにアホな奴もいたし、いっつも仕事の手助けをしてくれる真面目な奴もいました。大学に住んでいる英語の話せない子供も大切な友達です。
彼らのおかげで笑顔でいることや、いつでも楽しんで生きられる事が幸せだってことは、単純なことだけど、本当に重要だと今では心から思います。
こんな素晴らしい経験、本当に2度と出来ないと思います。けど、この1年半は僕にとって本当に有意義なものでした。ボランティアとして派遣されながら、いろいろ勉強したのは僕の方です。その点ではジンバブエ人に申し訳ないと思います。
行く前は不安だったけど、今はジンバブエに行き生活できて良かったと心底思います。ジンバブエには本当に感謝しています。
今は、お世話になったジンバブエに何が出来るか分からないですが、何らかの形で関わっていきたいと思います。
最後に、僕に関わってくれた全てのジンバブエ人と日本人にもう一度感謝します。ほんまにありがとうございました。
これが一応最後の日記ですが、またジンバブエにもどるつもりで、突発的に日記を書くかもしれないので、一応お気に入りにキープしといてください。
それでは、ご愛読ありがとうございました。

選手たちと

小学生たちと
まだ全ては終わってないかもしれないけど、とりあえず第1章は終わりです。
今回の日記が最後になります。ちょっと長くなるけど、最後なんで読んでやってください。
最初に言いたい事があります。
とにかくこのブログを見てくださっていた皆様、本当にありがとうございました。コメントや読んでくれているという事がいつも僕の励みになっていました。日記を書くモチベーションにもなっていました。
あと、僕がジンバブエで活動している間、様々な形で支えてくれた家族、友人、隊員、先輩、後輩、その他僕に関わってくれた全ての人々に感謝したいです。僕はあなたたちのおかげで、途中で挫折する事なく活動できました。別に支えたつもりもないと思っている人もいると思いますが、どんな形でも僕に関わってくれたことが、十分僕にとっては支えでした。ありがとう。
結局一人では、何も成し遂げる事が出来ないと痛切に感じた1年半でした。僕にはその恩に対し感謝する事しか出来ません。だからもう一度ありがとうと言わせてください。ありがとうございました。
おそらく今月で協力隊隊員としての契約を終えることとなります。
派遣されたときに、まさかこんな結末になるとは夢にも思っていませんでしたが、結局は志半ばで活動を終えざるを得ませんでした。とても残念だけど仕方ありません。と言いながら正直未練たらたらです。
というのも協力隊に参加する事が、僕の目標であり夢でした。
僕は夢を叶え、ジンバブエという国で隊員として活動する事が出来ました。そしてその夢は次第に新たなものに変わりました。
「ジンバブエに貢献したい、彼らのバスケットボールを発展させたい。」けどその夢を叶える事は出来ませんでした。計画した事、やりたかった事はいっぱい残っていました。けど、それを達成する事は出来ませんでした。このような形で中途半端になってしまった事は、選手たちにも大学にもとても失礼で残念な事であると思います。いっぱい出来た友達にもなんの挨拶もしないまま帰ってきました。それに関してもとても残念で失礼だと思います。僕自身にとっても満足できるはずもなく、残念だったとしか言いようがありません。
本当にジンバブエではいろんな経験が出来たと思います。日本に居ては出来ないものばかりです。
ハイパーインフレや毎日の停電、断水。バス代わりのコンビも、スーパーからものが消える事も。街を歩けば誰かが声をかけてくれる。おせっかいで世話好き、話好きのジンバブエ人の優しさ。初めてチームのヘッドコーチとして選手に指導しました。活動の事に関しては毎日悩んでいました。上司との関係は本当にいろいろ考えさせられました。赴任当初は活動のやり方で毎日衝突してました。結局僕の好きなようにさせてくれた上司には本当に感謝してますが。他にもいっぱい、ここでは書ききれないほどのことを。というか初めての海外でした。タンザニアに旅行に行き、キリマンジャロに挑戦し、失敗しました。本当にいい経験ができました。
一番僕にとって大きかったのは、「笑顔」の大切さを知れた事だと思います。ジンバブエに行く前はそんなに僕自身笑わなかったし、それが大切な事だとは思ってませんでした。
ジンバブエに行っても最初は、いつも笑ってるジンバブエ人が不思議でした。腹が立った事もあります。なんでいつも笑ってんねん、今笑うときちゃうやん、なんでこんな生活苦しいのに笑えるの?等です。
けどそれが重要な事なんだと、上司に言われた時から思い始めました。笑う事は重要なんだと。みんな家族なんやから笑顔で挨拶するべきなんやと、笑顔でいるほうが幸せなんだと。僕はそれから笑顔でいることに努めました。最後には普通に笑顔で挨拶したり会話したり、そうある事が普通になってました。
いつも笑顔で話したりできるようになってからは、友達も増えたし、知らん人ともすぐ仲良くなれたし、知らん土産屋のおっさんに指輪をもらったこともありました。そうやって笑顔でいれるようになってからは毎日ほんとに楽しかったです。大切な友人ができたことも、僕の生活を充実させてくれました。町で抱きついてきたり、仕事中に酒飲みまくるほんまにアホな奴もいたし、いっつも仕事の手助けをしてくれる真面目な奴もいました。大学に住んでいる英語の話せない子供も大切な友達です。
彼らのおかげで笑顔でいることや、いつでも楽しんで生きられる事が幸せだってことは、単純なことだけど、本当に重要だと今では心から思います。
こんな素晴らしい経験、本当に2度と出来ないと思います。けど、この1年半は僕にとって本当に有意義なものでした。ボランティアとして派遣されながら、いろいろ勉強したのは僕の方です。その点ではジンバブエ人に申し訳ないと思います。
行く前は不安だったけど、今はジンバブエに行き生活できて良かったと心底思います。ジンバブエには本当に感謝しています。
今は、お世話になったジンバブエに何が出来るか分からないですが、何らかの形で関わっていきたいと思います。
最後に、僕に関わってくれた全てのジンバブエ人と日本人にもう一度感謝します。ほんまにありがとうございました。
これが一応最後の日記ですが、またジンバブエにもどるつもりで、突発的に日記を書くかもしれないので、一応お気に入りにキープしといてください。
それでは、ご愛読ありがとうございました。

選手たちと

小学生たちと
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