WARP
JUDY AND MARY最後のオリジナルアルバムですね。
これもなんとなく久々に聴きました。聴いて完全に失敗でした。
これを聴いたら、高3から浪人生になるまでくらいの今までの人生で一番の暗黒時代を思い出しました。あの頃は僕の記憶の中から抜け落ちてるけど、抽象的な嫌な思い出だけは残ってました。最悪だ。
今日はバスケの話。日本とジンバブエの選手の違いについて。
ここでの選手とは一般的なプレーヤー(特にうちの大学の選手)のことを指します。首都のバスケリーグのトップの選手たちはかなり上手い。かなりレベルの高いバスケをします。
まず一つ目、「効率性」。
ジンバブエの選手の多くは、この効率性とは無縁だと思います。
僕ら日本人が試合でプレーする時、40分間きちんと動けるようにある程度のペース配分をしながらプレーを考えると思います。試合のプレーしてる最中に「もう動けない」なんてことはあまり無いです。
ただジンバブエではこれが頻発します。試合が始まった瞬間から全力。すごいタイトなディフェンスをします。特にそういう指示を出してもいないのに。
俺が「こんなペースで大丈夫かいな?」と思っていると、案の定試合の途中で「もう動けないから交代してくれ」と言ってきます。そんなんで交代するの僕的には嫌なので、ほっておくと、ほんまに動かなくなって交代をせざるを得なくなる。もうちょっと考えてプレーしろとは言うのですが、いざ試合になるとテンションが上がっちゃって、忘れてしまう。
だから、いつも僕らの試合では交代が非常に多い。こっちが彼らのスタミナの消耗具合を考えて交代しないといけない。
次に、「基礎」。
ジンバブエ人は基礎がほとんどありません。日本では中学校の頃にアホみたいに基礎の動きを教えられる(僕は日本みたいにやる必要はないと思うけど)ので、けっこうみんな出来る。こっちでは小さい頃からバスケやってる奴でも基礎が出来ない。
というのも、コーチが不足してるし、彼らに十分な知識がなく適当なことを教えている。高いレベルになると良いコーチはたくさんいます(キューバやアメリカに留学してた人など)。ただプライマリーレベルになるとひどい。さらに彼らはNBAを見て基礎抜きで、いかにもCoolなプレーをしたがる。そういうプレーをするとみんな盛り上がる。調子に乗ってもっとする、っていう悪循環。だから大学生に教えても基礎からやらないとダメです。
最後に「チームプレー」。
これも上記の問題に付随する事だと思います。彼らはNBAを見てドリブルやらシュートっていう、自分だけの動きばっかり練習します。
パスやディフェンスなんかほとんど練習しません。だからいざチームで動かないといけないとき、何も出来ません。どういう場面で味方にパスを出したりとか、チームにとって今はどういう動きをすべきなのかとか、協力してディフェンスするとか、そういうことがほとんど出来ません。
そういうことをしようとすると、大体失敗するし、失敗したらお互い文句を言い合います。このチームプレーは僕が一番重点を置いて教えてるのですが、なかなか身に付かない。みんな「自分が、自分が」になってしまう。チームの全員が大体そういうプレーヤーなので大変です。

チームワークの無い人たち
他にも細かいことを挙げればもっとあるのですが、大体こんな感じです。
こういう違いはさまざまな要因で起きるのでしょうが、やっぱり一番の問題はバスケの知識のあるコーチの不在であると思います。
こういう問題は2年程度の短い期間ではどうにもならないですが、それを改善するための基礎を僕が残していかなくてはと思います。
ただ今僕が教えてるコーチとかはみんなボランティア(学校の先生とか)で、生活苦からパスポートやビザが取得(ジンバでこれらを取得するのは時間がかかる)でき次第、南アやザンビアやボツワナに行って仕事をしようと画策してる人がほとんど。
実際僕が教えても結局、海外に行くのかと思うとなんか切ない。

チーム練習
これもなんとなく久々に聴きました。聴いて完全に失敗でした。
これを聴いたら、高3から浪人生になるまでくらいの今までの人生で一番の暗黒時代を思い出しました。あの頃は僕の記憶の中から抜け落ちてるけど、抽象的な嫌な思い出だけは残ってました。最悪だ。
今日はバスケの話。日本とジンバブエの選手の違いについて。
ここでの選手とは一般的なプレーヤー(特にうちの大学の選手)のことを指します。首都のバスケリーグのトップの選手たちはかなり上手い。かなりレベルの高いバスケをします。
まず一つ目、「効率性」。
ジンバブエの選手の多くは、この効率性とは無縁だと思います。
僕ら日本人が試合でプレーする時、40分間きちんと動けるようにある程度のペース配分をしながらプレーを考えると思います。試合のプレーしてる最中に「もう動けない」なんてことはあまり無いです。
ただジンバブエではこれが頻発します。試合が始まった瞬間から全力。すごいタイトなディフェンスをします。特にそういう指示を出してもいないのに。
俺が「こんなペースで大丈夫かいな?」と思っていると、案の定試合の途中で「もう動けないから交代してくれ」と言ってきます。そんなんで交代するの僕的には嫌なので、ほっておくと、ほんまに動かなくなって交代をせざるを得なくなる。もうちょっと考えてプレーしろとは言うのですが、いざ試合になるとテンションが上がっちゃって、忘れてしまう。
だから、いつも僕らの試合では交代が非常に多い。こっちが彼らのスタミナの消耗具合を考えて交代しないといけない。
次に、「基礎」。
ジンバブエ人は基礎がほとんどありません。日本では中学校の頃にアホみたいに基礎の動きを教えられる(僕は日本みたいにやる必要はないと思うけど)ので、けっこうみんな出来る。こっちでは小さい頃からバスケやってる奴でも基礎が出来ない。
というのも、コーチが不足してるし、彼らに十分な知識がなく適当なことを教えている。高いレベルになると良いコーチはたくさんいます(キューバやアメリカに留学してた人など)。ただプライマリーレベルになるとひどい。さらに彼らはNBAを見て基礎抜きで、いかにもCoolなプレーをしたがる。そういうプレーをするとみんな盛り上がる。調子に乗ってもっとする、っていう悪循環。だから大学生に教えても基礎からやらないとダメです。
最後に「チームプレー」。
これも上記の問題に付随する事だと思います。彼らはNBAを見てドリブルやらシュートっていう、自分だけの動きばっかり練習します。
パスやディフェンスなんかほとんど練習しません。だからいざチームで動かないといけないとき、何も出来ません。どういう場面で味方にパスを出したりとか、チームにとって今はどういう動きをすべきなのかとか、協力してディフェンスするとか、そういうことがほとんど出来ません。
そういうことをしようとすると、大体失敗するし、失敗したらお互い文句を言い合います。このチームプレーは僕が一番重点を置いて教えてるのですが、なかなか身に付かない。みんな「自分が、自分が」になってしまう。チームの全員が大体そういうプレーヤーなので大変です。

チームワークの無い人たち
他にも細かいことを挙げればもっとあるのですが、大体こんな感じです。
こういう違いはさまざまな要因で起きるのでしょうが、やっぱり一番の問題はバスケの知識のあるコーチの不在であると思います。
こういう問題は2年程度の短い期間ではどうにもならないですが、それを改善するための基礎を僕が残していかなくてはと思います。
ただ今僕が教えてるコーチとかはみんなボランティア(学校の先生とか)で、生活苦からパスポートやビザが取得(ジンバでこれらを取得するのは時間がかかる)でき次第、南アやザンビアやボツワナに行って仕事をしようと画策してる人がほとんど。
実際僕が教えても結局、海外に行くのかと思うとなんか切ない。

チーム練習
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TWO WEEKS NOTICE
他の隊員にデータをもらって観ました。
Hugh Grantいいですね。いい味出してます。ちょっとダメな男前役(この表現が正しいかどうか分からんけど、そんな感じ)をさせたら、この人が世界でもトップクラスなんじゃないでしょうか。
ついでだから「Love actually」もそのうち観ようと思います。Hugh Grantつながりで。
そろそろ年末に向けての予定が出来てきました。大学が12月から休みなんで、12月は遊びまくろうってことです。前回の休み(7,8月)はほとんど遊んでないので。
まず一つ目。タンザニアに行く予定です。僕らは2年間の間に20日間外国に旅行に行けます。てわけでJICAの承認が得られればとりあえず12日間行きます。
ただJICAのタンザニア事務所が1ヶ月間で、協力隊員の旅行者を受け入れる人数を制限(30人)したので、まだ行けるかどうかは分かりません。去年の12月に100人以上の協力隊員が旅行でタンザニアを訪れて、事務所がパンク寸前になったためだそうです。
もし行ければ、キリマンジャロ登山とザンジバル島でビーチリゾート。最高です。海です。1年以上ぶりの海です。魚食えます。文句なし。
キリマンに登るつもりはありませんでしたが、いつの間にか登山メンバーに組み入れられていたので登ります。まあ一生に一度の機会だろうから登ります。
もう一つはVictoria Fallsで年越し。去年の年越しは家で一人過ごしたので、今年はジンバ一のリゾート地に乗り込んで、遊び呆けます。
Vic Fallsには何でもあるらしい(他の地域では手に入りにくい肉や酒)ので最高です。
そのほかにもグレートジンバブエ遺跡に行こうと計画中です。
最後に、11月に沖野父が来ジンすることが決定しました。往復の飛行機合わせて10日間(ジンバまで飛行機で24時間くらいかかる)の予定で。
まあ大学がまだ休みではないので、観光というより僕の任地に来てもらうことになりそうです。
ただここでもVic Falls行きます。やっぱ行きます。2ヶ月で2回も行くのは贅沢だけど、ゲストが来たら行かねばなりません。もう既定路線です。しょうがない。たまには親孝行でもしようと思います。
他にもいつでもいいから誰か遊びに来てください。僕はいつでも待ってます。
まあこんな感じで年末を遊んで暮らそうと思います。

ジンバブエの新聞に日本のゴルフ選手が載ってました(記事の内容は「和製タイガーウッズ、またスランプ」)。有名な人ですか?こんな記事、ジンバ人が読んでどうすんのかよくワカンナイですけど。ちなみにこの新聞は反政府系の新聞で、僕の住む街Binduraでは今まで売られていませんでした(Binduraは与党の力が強いため)。Binduraでこれが手に入るようになったって事は与党の力が弱まってきたのか・・・?
Hugh Grantいいですね。いい味出してます。ちょっとダメな男前役(この表現が正しいかどうか分からんけど、そんな感じ)をさせたら、この人が世界でもトップクラスなんじゃないでしょうか。
ついでだから「Love actually」もそのうち観ようと思います。Hugh Grantつながりで。
そろそろ年末に向けての予定が出来てきました。大学が12月から休みなんで、12月は遊びまくろうってことです。前回の休み(7,8月)はほとんど遊んでないので。
まず一つ目。タンザニアに行く予定です。僕らは2年間の間に20日間外国に旅行に行けます。てわけでJICAの承認が得られればとりあえず12日間行きます。
ただJICAのタンザニア事務所が1ヶ月間で、協力隊員の旅行者を受け入れる人数を制限(30人)したので、まだ行けるかどうかは分かりません。去年の12月に100人以上の協力隊員が旅行でタンザニアを訪れて、事務所がパンク寸前になったためだそうです。
もし行ければ、キリマンジャロ登山とザンジバル島でビーチリゾート。最高です。海です。1年以上ぶりの海です。魚食えます。文句なし。
キリマンに登るつもりはありませんでしたが、いつの間にか登山メンバーに組み入れられていたので登ります。まあ一生に一度の機会だろうから登ります。
もう一つはVictoria Fallsで年越し。去年の年越しは家で一人過ごしたので、今年はジンバ一のリゾート地に乗り込んで、遊び呆けます。
Vic Fallsには何でもあるらしい(他の地域では手に入りにくい肉や酒)ので最高です。
そのほかにもグレートジンバブエ遺跡に行こうと計画中です。
最後に、11月に沖野父が来ジンすることが決定しました。往復の飛行機合わせて10日間(ジンバまで飛行機で24時間くらいかかる)の予定で。
まあ大学がまだ休みではないので、観光というより僕の任地に来てもらうことになりそうです。
ただここでもVic Falls行きます。やっぱ行きます。2ヶ月で2回も行くのは贅沢だけど、ゲストが来たら行かねばなりません。もう既定路線です。しょうがない。たまには親孝行でもしようと思います。
他にもいつでもいいから誰か遊びに来てください。僕はいつでも待ってます。
まあこんな感じで年末を遊んで暮らそうと思います。

ジンバブエの新聞に日本のゴルフ選手が載ってました(記事の内容は「和製タイガーウッズ、またスランプ」)。有名な人ですか?こんな記事、ジンバ人が読んでどうすんのかよくワカンナイですけど。ちなみにこの新聞は反政府系の新聞で、僕の住む街Binduraでは今まで売られていませんでした(Binduraは与党の力が強いため)。Binduraでこれが手に入るようになったって事は与党の力が弱まってきたのか・・・?
長いため息のように
今さらthe brilliant greenだとか何だとか言うたところでどうにもならんことは分かってますが、久しぶりにこの曲を聴いたら、いい曲でした。
大学に向かうチャリンコに乗りながら、ノスタルジックな気持ちになり、なんだか泣きそうになりました。
前回の日記にも書きましたが、最近ひどい。
電気と水がない。なんか2,3日断水とかざらにある感じです。電気も一日中なかったりもするし。
震災の時も思ったけど、やっぱり水が無いのは辛い。
メシ作るのも、洗い物すんのも、風呂入るのも、トイレ流すのも満足に出来ない。
トイレ2,3日流さないと、ダメな公衆便所の匂いになります。最悪です。水が全く無いのはテンション下がります。
蛇口ひねっても水出ません。日本じゃ考えられないことです。
今までは乾季だったので、水が足りて無いから断水なのかと思ってたら、どうやら違うようです。
水道水にする前に、水を浄水するときの薬品が足りて無いかららしい。その薬品は輸入に頼ってるらしいのですが、それを買う外貨をこの国は持ってないので買えない。
もちろん停電が多いのも、電気を輸入に頼っていてそれを買う金が無いからです。
まあこんなアホみたいなインフレやから外貨ないのは当然やけど、それにしてもねえって感じです。あっ、インフレで思い出したけどこの国の公定レート1US$=250ZW$から1US$=30,000ZW$に上がったみたいです。直接僕の生活には関係ないので気付きませんでした。ちなみに闇は1US$=700,000ZW$。
この国の電気、水道料金安すぎなのも電気や薬品を輸入できない一因だと思います。先月の電気と水道代合わせて、日本円にしたら50円いかないくらいでした。安すぎます。有り得ません。もうほんまもんのアホです。
ちなみに電話も安い。8月くらいまで日本にかけても1分=1円以下でした。今でこそ1分=10円程度になりましたが。おかしいです。
今日スーパーで久々に牛乳とヨーグルトが売られているのを2,3ヶ月ぶりに見かけました。牛乳の列は長すぎて買えませんでしたが、ヨーグルトはなんとか買えました。ただ売られてるヨーグルトの賞味期限全部切れてました。4,5日くらい。どうしても久々に乳製品欲しかったから買ったけど。
もう、なんかほんまにおかしいなあ、この国。
でもジンバブエ人はまだアホみたいな顔して笑ってます。
何故なのか。。ジンバブエ人、もう怒ってもいいと思うよ。
大学に向かうチャリンコに乗りながら、ノスタルジックな気持ちになり、なんだか泣きそうになりました。
前回の日記にも書きましたが、最近ひどい。
電気と水がない。なんか2,3日断水とかざらにある感じです。電気も一日中なかったりもするし。
震災の時も思ったけど、やっぱり水が無いのは辛い。
メシ作るのも、洗い物すんのも、風呂入るのも、トイレ流すのも満足に出来ない。
トイレ2,3日流さないと、ダメな公衆便所の匂いになります。最悪です。水が全く無いのはテンション下がります。
蛇口ひねっても水出ません。日本じゃ考えられないことです。
今までは乾季だったので、水が足りて無いから断水なのかと思ってたら、どうやら違うようです。
水道水にする前に、水を浄水するときの薬品が足りて無いかららしい。その薬品は輸入に頼ってるらしいのですが、それを買う外貨をこの国は持ってないので買えない。
もちろん停電が多いのも、電気を輸入に頼っていてそれを買う金が無いからです。
まあこんなアホみたいなインフレやから外貨ないのは当然やけど、それにしてもねえって感じです。あっ、インフレで思い出したけどこの国の公定レート1US$=250ZW$から1US$=30,000ZW$に上がったみたいです。直接僕の生活には関係ないので気付きませんでした。ちなみに闇は1US$=700,000ZW$。
この国の電気、水道料金安すぎなのも電気や薬品を輸入できない一因だと思います。先月の電気と水道代合わせて、日本円にしたら50円いかないくらいでした。安すぎます。有り得ません。もうほんまもんのアホです。
ちなみに電話も安い。8月くらいまで日本にかけても1分=1円以下でした。今でこそ1分=10円程度になりましたが。おかしいです。
今日スーパーで久々に牛乳とヨーグルトが売られているのを2,3ヶ月ぶりに見かけました。牛乳の列は長すぎて買えませんでしたが、ヨーグルトはなんとか買えました。ただ売られてるヨーグルトの賞味期限全部切れてました。4,5日くらい。どうしても久々に乳製品欲しかったから買ったけど。
もう、なんかほんまにおかしいなあ、この国。
でもジンバブエ人はまだアホみたいな顔して笑ってます。
何故なのか。。ジンバブエ人、もう怒ってもいいと思うよ。